写真の撮り方について

子どもの絵を原画に近い形で写真に残すための撮影方法

どんどんたまっていく子どもの絵。原画に近い形で写真に残して整理できるといいですよね。
でも、いざ撮影してみると手の影が写りこんでしまったり、光の加減で絵の雰囲気が変わってしまったりと、なかなか難しいものです。
より原画に近い形で写真データに残すために、撮影時に気を付けるポイントをまとめましたので参考にしてみてください。

良い写真と悪い写真の例

○ 良い画像

「良い写真の例」

全体的に明るさのトーンが一定で、原画の色彩が明るく表現されています。影の写りこみもありません。
× 悪い画像

「悪い写真の例」

撮影者の影が写りこんでいるため明るさのトーンが均一ではなく、原画の色彩が一部暗くなっています。

それでは、どのようにすれば「良い写真の例」のように原画を撮影できるのか、撮影のポイントをご紹介します。

<ポイント1 明るさについて>

白色の蛍光灯をつけて撮影することをおすすめします。

<ポイント2 角度について>

撮影する手などの影が写りこまないように斜めから撮影するか、原画を壁に貼って撮影することをおすすめします。

<ポイント3 背景について>

薄い紙に描かれた絵を撮影する場合は、白い紙などを敷き、その上に原画をのせて撮影するか、白い壁に原画を貼って撮影することをおすすめします。

明るさについて

  • △ 自然光

    自然光

    薄曇りの日に窓辺で撮影した例です。全体的に少し暗いトーンになっています。
    快晴の日に撮影するとより明るくなりますが、その場合は窓枠やカーテンの影も濃くなりますので写真に写りこまないように注意する必要があります。
    また、自然光は天候以外にも、季節や撮影時間帯によっても明るさが変わります。”原画に近い形”での撮影にはおすすめしません。

  • ○ 蛍光灯(白色)

    蛍光灯(白色)

    自然光を遮断して、部屋の照明を最大限明るくして撮影した例です。
    安定した明るさの元、絵やの紙の色味が変わることなく、より原画に近い形で撮影できています。
    照明の強さを調整できるようでしたら、強くすることをおすすめします。

  • × 蛍光灯(電球色)

    蛍光灯(電球色)

    自然光を遮断して、部屋の照明を最大限明るくして撮影した例です。
    明るさは安定していますが、暖色系の光の影響を受け、絵や紙の色味が原画よりも少しオレンジがかっています。

角度について

  • × 照明の真下で撮影

    照明の真下で撮影

    照明と絵の間にカメラやカメラを持つ手が入りますので、それが影となって写真に写りこんでしまいます。

  • ○ 斜めから撮影

    斜めから撮影

    このように撮影すると撮影者の影が写りこみません。ただし、紙がたわんでしまわないように板の上におくなどの工夫が必要です。
    絵を平置きしても影は写りこみませんが、手前が大きく奥が小さい台形の形になりますのでご注意ください。

  • ○ 壁に貼った原画を真横から撮影

    壁に貼った原画を真横から撮影

    このような撮影方法でも撮影者の影は写りこみません。
    撮影時、カメラの高さと絵の高さが同じになるように気を付けてください。どちらかが高くなってしまいますと、絵が台形の形に撮影されます。

背景について

○ 良い画像
良い写真
× 背景がうつった原画
悪い写真

薄い紙に描かれた絵の場合は、背景に注意しましょう。
白い紙や白い無地のシーツなどの上で撮影すると背景が原画に透けることがありません。

まとめ

原画に近い形で絵を写真に残すには、
・白色蛍光灯の光(できれば強い光)の下で
・斜め又は真横から
・白い背景(薄い紙に描かれた場合)
の3点に気をつけて撮影してみてください。

また、次のリストを元に、撮影後の写真の最終確認もお忘れなく!

  • 撮影者の影が写りこんでいませんか?
  • 全体的に暗いトーンになっていませんか?
  • 紙の形が台形になっていませんか?
  • 絵の色味が変わっていませんか?
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