イベントレポート

未来の会話も生まれる?!“思い”を残すワークショップ「貼って、描いて、会話して」レポート!

シェア
無印良品イベント

2019年4月にオープンしたばかりの世界旗艦店「無印良品 銀座」。
真新しいお店でゴールデンウィーク真っ只中の5月5日こどもの日に、「貼って、描いて、会話して」と題したワークショップを行いました。

無印良品銀座

祝日法によれば、 こどもの日とは「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」なのだとか。母の日だけでなく、こどもの日にも母は感謝されるのですね!
母への感謝を込めてではないですが、今回はお子さんの作品を通じて、親子で対話するところまでを含めたワークショップとなりました。色とりどりのパーツを真っ白い台紙に貼り付け、クレヨンで絵を書き足して完成させた作品たち。それぞれの親子でどんなストーリーが語られたのでしょうか。

スタートから子どもたちの個性発揮!

午前10時の開店からすぐ、ワークショップ会場となった4階にも人が溢れてきます。キッズコレッチオのブースにも、開始とほぼ同時に3組の参加者が来場。みなさん、事前にワークショップの開催を知り、そのために銀座まで足を運んでくれた方でした。スタッフのやる気も俄然上がります!


キッズコレッチオ ワークショップ

用意された貼り絵のパーツは、色も形もさまざま。紙だけでなく、フエルトのものもあります。まずは、ビュッフェのように自分用のトレイに好きなだけパーツを選ぶことからスタート。
おかわり自由なので、少しだけ取っては何回も選びに行く子、一気にとって余ったら返す子、こんな所にも各々の性格が現れていて、それを見ながらパパやママたちが「うん、うん、うちの子はそうよね」と思っているかのように見守っているのが印象的でした。



同じものは1つもない。だから面白い

さすがこどもの日だけあって、鯉のぼりをモチーフに選んだ子が多く、後で作品につけてもらったタイトルにも多く使われていました。
しかし、今回のワークショップがワクワクする理由でもあるのですが、同じ形のパーツを使っていても、出来上がりは全く違ったものになっていきます。鯉のぼりのように見えるパーツを使って、鯉のぼりとは全く違うものを作り上げている子もいれば、逆に、いろんな形を組み合わせて鯉のぼりを表現している子もいました。

タイトル「こいこいこいのぼり」
晴れた空に泳ぐこいのぼり。ハートがあるので“こい”の一つは“恋”でしょうか。

ワークショップ子ども作品

タイトル「鯉のぼりのへんてこりん」
尾びれ型のパーツを使わずに、より大きなこいのぼりが完成!

ワークショップ子ども作品

タイトル「くまさんとねこさんがさんぽしているところ」
尾びれに見えるパーツは、散歩道にある“何か”になっています。

ワークショップ子ども作品

また、タイムリーな話題として「令和」を絵の中に書き込む子もいました。年号の意味まではわからないかもしれませんが、新時代は、こどもにとってもインパクトのある出来事なのですね。


他の作品はこちらから

子どもの自由な発想を引き出す方法とは?

今回、講師を務めてくださった田中先生のワークショップは、基本的に親は子から離れ、口出し無用。言いたいことはたくさんあれど、それをぐっと我慢してもらうのです。それにより、より自由に、その子なりの発想が現れてくるのだとか。それを強く感じたのはこちらの男の子の作品。

タイトル「川のとなりに森があって、その木の葉っぱが落ちてきた」
輪にしたのは“川”なのだそう。また、カレーの美味しそうな匂いもしているのだとか?!

ワークショップ子どもの作品

細長い紙の端と端を糊付けして輪にすると、それをそのままペタッ。そう、立体的作品にしているのです。確かに田中先生からの説明は「好きなパーツを紙に貼って」とだけ。何も平面的にしなければいけないとは言っていません。

これには「そうきたか〜!」と驚くとともに、前に座ってニコニコしているママをみて、妙に納得してしまいました。

わざわざ時間を取ることの大切さ

無印良品イベント

絵を描き終えると「みてみて〜」とママのところへ駆け寄っていきます。そこからは、会話タイム。

先の鯉のぼりの例でもあるように、見えているものは同じでも、形作っていくときの思考はもちろん違います。その思考をこどもの成長として残すことはできないか? これが今回のワークショップのテーマの1つでもありました。さて、作品を通じての親子の会話で、それは達成できたでしょうか。

会話用に用意したメモには、絵のタイトルのほか、その絵に描かれているもの、それが動くの?話すの?どんなにおい?触った感じは?一緒に遊んだりするの?など、さまざまな質問をこどもにしてもらい書き留めてもらいました。また、親側の「ここが好き!」といった感想も、お子さんへのメッセージとして書いていただきました。

実際、スタッフが読んでも「?」となる答えも多かったのですが、絵と比べてみてみると、「そんな風に考えていたんだ」と驚いたり、「きっとこの子の今のブームはこれなんだな」と想像できたり、“その子らしさ”を感じるエッセンスが其処此処にみられました。
例えば、“鯉のぼりのへんてこりん”は、ウルトラマンの仲間なので“光の星”を泳いでいるのだそう。きっとウルトラマンにはまっているんでしょうね。

無印良品イベント

そのとき感じた“思い”と一緒に作品を残してもらえるよう、このメモは作品の裏に貼ってお渡ししました。しばらくして見返してみてもらったとき、お子さん自身も「こんなこと考えてたんだ!」と驚くでしょうか。「そうそうこのときこうだったよね」と懐かしんでくれるでしょうか。親御さんたちは「このころから、変わらないよね」と面白がるでしょうか。「このときは、他にもこんなことがあってね」としみじみするでしょうか。

自宅で絵を描くときに、「何かいたの?」くらいは聞くことでしょう。しかし、そこから深掘りして会話を続けていくことはあまりしないのではないでしょうか。しかし、短時間でもいいからその絵を描くに至った“思い”や“思考”を引き出す時間を取ることで、その後の親子の時間が変わってくるかもしれません。

作るところから会話までのワークショップが、未来の親子の会話に繋がっていくことを想像できる素敵なこどもの日イベントとなりました。


無印良品イベント
ワークショップで素敵な貼り絵作りを教えてくれたのは、tanaka mieko先生。 普段は練馬区で「こどものアトリエ」というワークショップ教室を主宰されています。
ご自身も3人のお子さんを持つママ。自宅兼アトリエは、こどもたちと工作や絵の具遊びなど、五感を使って思いっきり楽しめる場所になっています。 ワークショップの内容は、色がテーマだったり、触感がテーマだったりとさまざま。どれもワクワクするワークショップなので、ぜひ覗いてみてくださいね。

ワークショップの日程やご予約などはウェブサイトから。
こどものアトリエウェブサイト

インスタグラムを眺めているだけでも楽しいですよ!
こどものアトリエInstagram



大倉奈津子
書いた人:大倉奈津子
フリーエディター&ライター。
ワーママ向けwebメディア「BRAVA」元編集長。42歳で出産、現在4歳の男の子を育てるワーママ編集者。



キッズコレッチオ-トップページ > よみもの
シェア